高速バス・夜行バスが快適な理由

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高速バス・夜行バスが快適な3つの理由とは...?

夜行高速バスが快適な理由 その@

夜行高速バスの利用率は年々伸びています。とは言っても、夜行高速バスが運行開始当初から利用者の支持を得ていたわけではありません。新幹線や列車など、鉄道の車両に比べて、「窮屈」、「エンジンの振動が大きい」、「座席を立って歩き回れない」…など、どんなに豪華な車内設備を整えても所詮はバスというイメージがあります。

 

しかし、「眠る」ということを第一に考えると、夜行高速バスこそが最高の夜間移動手段となります。実際、夜行高速バスを一度でも利用したことがある方はよほどの理由がない限り、新幹線等の列車をほとんど利用しないという乗客がたくさんいます。

 

その人気の秘密はやはり、ゆったりとしたシートと熟睡できる車内環境にあります。まず、バス車内が発車後、一定時間を経過すると真っ暗になる。新幹線や電車の場合は、照明をどれだけ暗くしても、防犯上の理由などから常備灯などがあり、夜間でも車内は明るく保たれています。

 

夜行高速バスが快眠できるのは、乗客全員が車中は眠るつもりで利用しているからです。夜行列車などでは夜通し起きていて、仲間との話に夢中になっているグループをよく見かけますが、高速バス・夜行バスではそれがない。というかできません。これが夜行高速バスを快適に利用できる最も大きな理由です。

 

夜行高速バスが快適な理由 そのA

夜行高速バスの人気が伸びている理由をもう一つ。それは、新幹線などの列車と比べて、出発地と、目的地の発着時間帯がとても便利に設定されているということです。

 

しかし、バスには到着時間の正確さを望むことができず、鉄道の正確さには到底かないません。しかし、夜行高速バスの到着時間が大幅に遅延するということは滅多にないため、鉄道と比べて大きくひけをとるというとこはありません。

 

夜行高速バスのダイヤは法定速度から算出されるのではなく、かなりの余裕をもって運行されています。そしてほとんどがルート上で時間調節を行いつつ、定時、もしくは定時よりも20分〜30分程度は早く目的地へ到着できるように運行されています。

 

夜行高速バスの発着時間は「便利さ」第一に考えて決められている。夜行列車では、真夜中や未明に到着してしまう場合、反対に遠距離では昼近くまで到着が伸びてしまうこともあります。

 

しかし、夜行高速バスであれば、目的地で活動をするのにピッタリの時間に到着する便が多く運行されています。この便利さが高速バス・夜行バスの利用者にも高く評価されています。

 

夜行高速バスが快適な理由 そのB

移動中に快眠ができ、発着時間帯が便利でも、鉄道の寝台車のようなプライバシー確保は難しいと思われがちな夜行高速バスですが、現在では路線にもよりますがそのようなことはなくなりました。

 

フェイスカーテンやプライベートカーテンと呼ばれるカーテンで、1席1席を仕切れるようにした独立シートのバス車両が多く運行されています。中には、独立2列シートで完全にプライバシーが守られているバスも登場しています。

 

また、個々のプライバシーはもちろん、女性の横は女性、女性専用シート、女性専用車両なども運行されており、プライバシーも守られ安心して乗車できるというのも夜行高速バスが快適に利用できる理由です。

 

 

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