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バス会社の各種割引は利用しよう

夜行バスは快適で格安なのですが、バス事業者ではさらにお得な乗車券やパックプランなど、様々なサービスを展開しています。多くのバス会社で用意されているのが往復割引や回数券です。また目的地周辺の店舗や施設と提携した朝食や入浴、観光施設等の割引券などと、乗車券をセットにしたものもあります。

 

例えば、日本最長路線の福岡〜東京線「はかた号」では、往復割引を設定しています。通常の大人片道の運賃は約15,000円ですが、往復では10%お得になる27,000円で設定されています。ちなみに「はかた号」では朝食時間を高速道路上で迎えることから、翌朝の休憩場所でパンケーキと飲み物の軽食サービスを実施しています。

 

その他学生割引を行っているバス事業者もたくさんあります。小田急シティバスと中国バスでは、片道約20%もお得になる学割を新宿〜三原線の「エトワールセト号」で適用しています。通常、新宿〜三原線は片道11,280円ですが、学割が適用されると片道9,020円になります。

 

JRバス各社の一部路線では、早期に乗車券を購入した方を対象に、片道普通乗車券が割引になる「早割」を設定しています。それに加えて、インターネットから予約・クレジット決済すると「ネット割」の対象となり、この2つの割引を合わせれば最大36%引きで予約・購入できるという嬉しいサービスを行っています。このような割引を上手く組み合わせることにより、さらにお得な夜行バスの旅を実現することが可能です。

 

夜行バスとその他の交通機関の乗車券をセットにしたサービスもあります。国際興業と十和田観光電鉄が共同運行する渋谷・池袋・大宮〜青森線「ブルースター号」では、青森〜函館間のフェリー乗車券をセットにした夜行バス乗車券を10,500円で販売しています。往復乗車券も設定されていて、19,600円で利用することができます。学割なら片道9,700円とさらにお得です。

 

到着地周辺のホテルとタイアップしたお得なサービスもあります。阪急バスでは早朝に大阪着の利用客を対象に、ホテルでのリフレッシュプランを用意。長旅の疲れを癒すため、ホテルでひと休みができる嬉しいサービスです。また中国JRバスでは「出雲・松江ドリーム名古屋号」と「セレナーデ号」にホテルパックを用意。いくつかのホテルから選べるので、予算に合った組み合わせが可能です。もちろん格安で乗車&宿泊できる料金設定になっています。

 

最近多いのが女性を対象にしたサービスです。女性専用車や女性専用シートは現在、多くの路線で設定されています。さらに西日本JRバスでは、高速バス到着後、格安料金でセルフメイクアップラウンジ「アンジェルブ」が利用できるプランを用意。このラウンジはJR大阪駅にあり、朝6時30分からオープンしているので、夜行バス到着後すぐに化粧直しができる、女性にとって嬉しいプランです。

 

また、現在は一つのバス停を乗り継ぎ拠点化し、乗り継ぎ割引料金を設定するプランもあります。これからも周辺もしくは近県のバス事業者が連携したサービスは、今後もさらに増えていくと思いますので、夜行バス利用者にとってはどんどん格安で便利な交通手段となっていきます。