高速バスで行く縁結びのパワースポットと宍道湖岬の城下町巡り
島根県にある城下町の松江は、平成23年に開府400年を迎えた城下町。多くの高速バス・夜行バスは、松江駅前を経て出雲市駅前に到着する。
JRの駅舎の正面玄関は、出雲大社を模した社殿風の造りで、神々の国に来たことを実感することができます。駅の高架下にあるアトネスいずもには、コーヒーショップなどが入っており、高速バス・夜行バスで疲れた体をひと休みできる。
深夜便で早朝に島根県出雲に着いた場合は、北に徒歩10分で吉野家9号線出雲店があり、朝の10時まで納豆定食や焼き魚定食などの朝定を350円で食べることができる。もちろん牛丼やその他のメニューもあるので、夜行バスで空腹の場合は利用するのもあり。
JR駅に隣接する電鉄出雲市駅から、一畑電車に乗り出雲大社神社前へ向かう。JRの出雲市駅とは対照的な洋風駅舎となっており、ステンドグラスが幻想的な雰囲気をしています。
徒歩10分ほどで石造の大鳥居をくぐり、松が生い茂る境内に入る。出雲大社は縁結びの神で、パワースポットとして注目され、高速バスや夜行バスに乗車して全国から若い女性の参拝客が多く訪れます。現在、平成25年まで本殿を修理中のため、御仮殿に参拝。
昼食は門前にある老舗のそば店「松の屋」で、丸い器が三段重ねになっている名物の出雲そばが人気です。昼食後、再び一畑電車に乗る。宍道湖の北側を走り、松江しんじ湖温泉駅へ。徒歩7分の湖畔のいで湯、松江しんじ湖温泉に宿泊するのがおすすめです。
ツアーバスの疲れを温泉で癒した翌日は、松江しんじ湖温泉の駅前にある源泉かけ流しの足湯につかってバスを待ち、レトロスタイルの市内循環バス「レイクライン」に乗車。1日乗り放題になる乗車券は500円と格安です。松江城や武家屋敷、小泉八雲記念館(3館共通で920円)などを巡る。
毎年12月下旬から雪化粧する町並みには、しっとりと落ち着いた風情があります。内堀沿いにある銘菓店の「遊々」には、店内と堀端にひとつずつ茶席があり、抹茶と羊かんのセットが420円で食べられます。高速バス・夜行バスで訪れた方にはおすすめのメニューです。また堀割を50分で一周する手漕ぎの堀川遊覧船に揺られ、旅情をなぐさめるのもいいと思います。