東京発着の長距離高速バス・夜行バス

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東京を発着している長距離運行の高速バス・夜行バス路線

東京〜福岡(京王電鉄/西日本電鉄)約1146km

新宿高速バスターミナルと博多駅前福岡交通センター、天神バスセンターを結ぶ日本最長距離高速バスで、1日2便が運行されています。東京、福岡発とも、夕方発の翌朝到着便、夜発の翌午前到着便がある。東京夕方発と福岡夜発便が京王、基昼夜発と福岡夕方発便を西鉄が担当しています。西鉄バスの車両にはフェイスカーテンという1人ずつ仕切れる設備も付いています。

 

東京〜山口・宇部・小野田・下関(JRバス関東/サンデン交通)約1080km

東京駅八重洲南口から山口へ向かう。防府で高速道を降りてからは山口県内主要都市を経由して、下関へ向かう。JRはボルボ製の『アステロぺ』という後部2階建て車両(後部の1階はサロン)、サンデン交通は国産の2階建てバスを使用、ともにこの路線限定の専用車両となっており、販売は2階席のみです。サンデン交通の車両は下関らしく、ふぐの絵が車体に描かれています。

 

東京〜岩国・徳山・防府・萩(京浜急行電鉄/防長交通)約1037km

品川バスターミナルから浜松町バスターミナルを経由して、一路山口県へ。大竹で高速道を降りてから、山口県東部の主要都市を経由し、山陰側の萩へ向かう。京浜急行は夜行高速バスの標準塗装車で、防長交通は『BOCHOLINER』とペイントされ、萩の武家屋敷と秋吉台の景観の絵が描かれた夜行バス専用の塗装となっています。

 

東京〜広島(JRバス関東/小田急バス/広島電鉄/中国JRバス)約913km

東京駅八重洲南口と広島駅新幹線口を結んでいる路線です。4社共同での運行ですが、4日に1回ずつ各社が運行するのではなく、1便につき必ずバスは2台以上運行。ペアを組むのはJR同士の2社ペアと、小田急と広電のコンビで運転される。たとえば、ある日の東京発の1号車がJR関東、2号車が中国JRなら、翌日の同じ便は1号車が小田急、2号車が広電といったようになっている。

 

東京〜松山(四国旅客鉄道)約907km

東京駅八重洲南口とJR松山駅を結んでいます。運行はJR四国1社で、東京側のバス会社との共同運行になっていない、珍しい運行形態です。同じく東京と四国を結ぶ路線には、一局松と高知行きがありますが、それらの路線はJR四国と関東の共同運行になっている。また同社には松山から高松、岡山行きの路線もあり、夜行バス同様の墓向で運行されています。

 

東京〜松山(西東京バス/伊予鉄道)約899km

新宿畳込バスセンターから、伊予鉄道の松山市駅ヘ運行しています。以前は東京側は京工帝都電鉄が運行していましたが、系列の西東京バスに路線を移管している。同社は大阪や京都などへも運行していますが、すべて同一車両となっています。伊予鉄道側の車両も大阪行き夜行はじめ、高松や岡山行きの昼間の高速バスも夜行バスと同一の墓向で運行されている。

 

東京〜新居浜・西条・東予・今治(京浜急行電鉄/額戸内渾輸)約889km

品川バスターミナルから浜松町バスターミナルを経由して愛媛県へ。新居浜、西条、東予と愛媛県東部の瀬戸内沿い主要都市を経由して今治まで向かう。瀬戸内運輸の夜行バスはこの路線のみで、バスもこの路線専用墓向、開業当初は京浜急行側の車両も路線ごとに専用塗装を施していましたが、最近は標準塗装に統一される傾向となっています。

 

東京〜高知(小田急バス/高知県交通/土佐電気鉄道)約883km

新宿(実際の始発は吉祥寺営業所) から高知へ運行しています。3社共同で、4日に2日が小田急バス、一尚知県側のバス会社はそれぞれが4日に1回担当している。3社ともその会社の高速バスデザインがあるので、デザインは異なる。路線愛称は1つに統一。東京からは東京駅からの『ドリーム高知号』もあるので上手に使い分けると便利です。

 

東京〜高知(ジェイアールバス関東/四国旅客鉄道)約872km

東京駅八重洲口から高知駅までを直行で結んでいる。走行区間のほとんどが高速道路。JR関東側の車両は、旧国鉄バスのデザインを踏襲した同社高速バス標準スタイルです。東京から北へ西へと活躍範囲が広いが、高知路線にもこの車両が使われています。一方JR四国側の車両は、ツバメマークこそあるが、旧国鉄バス時代とは異なるオリジナルのデザインとなっています。

 

東京〜福山・府中・尾道・三原(小田急バス/中国バス)約834km

東京新宿のホテルセンチュリーハイアット始発。新宿駅経由で西進、広島県に入ってすぐに高速道を降りて、福山、府中、尾道、そして終点の三原と、広島県東部主要都市に停車します。小田急バスは高速バスの共通デザイン車両(路線によって使われているカラーのみ異なる)、中国バスは『Etoil eS eto』とペイントされた専用車両で運行されています。

 

東京〜松江・出雲(東急バス/中国JRバス/一畑電気鉄道)約834km

渋谷駅近くの東急イン前から西進、松江、宍道湖畔を通って終点出雲へ向かう路線で、愛称は出雲の神話に出てくるスサノオの尊から。3社共同運行ですが、東急バスが4日に2回、島根県側の会社は4日に1回ずつの運行となっています。また3社とも自社の高速バス共通塗装ながら、この『スサノオ』はすべて車体に愛称がペイントされています。