フラワーパークで季節の花を鑑賞。鬼太郎列車に乗って境港へ
高速バス・夜行バスで鳥取県の米子駅へ到着後、駅から無料のシャトルバスに乗ってフラワーパークとっとり花回廊へ向かう。冬季は1時間に1本運行している。
総面積50万平方メートルという東京ドーム11個分の広大な園内には、1年中花が咲き誇る大温室や展示室がある。地形の起伏や雑木林を生かした環境の中で、周囲1キロの屋根つきの展望回廊から、咲く花の種類の変化を見て、移りゆく季節を感じることができる。
園内には地元産の長芋を使った麦とろろめしと惣菜1品がセットの地産地消メニュー、「ねばりっ娘定食」780円などが味わえるレストランもある。11月27日から12月25日まで「フラワークリスマス」を開催しているため、毎年、高速バス・夜行バスを利用して多くの観光客が訪れます。
日帰りの夜行バスで帰路につかない場合は、宿泊は米子駅から路線バスで約20分の皆生温泉がおすすめ。日本海に面していて旅館やホテルなどが約40軒並んでいます。泉質は湯量豊富なナトリウム・カルシウム-塩化物泉。
毎年11月に、松葉ガニが日本有数の水揚げを誇る境漁港で解禁されることもあり、各宿では松葉ガニのプランを多数用意しています。この松葉ガニを食すプランの高速バス・夜行バスのツアーもさまざまなバス会社から企画されます。
翌日は米子駅からJR境線で46分の境港駅へ。境線は各駅に「こなきじじい駅」「砂かけばばあ駅」などの愛称が付き、キャラクターが描かれた「鬼太郎列車」「ねずみ男列車」などの列車が運行していて楽しい。でも残念ながら高速ツアーバスには現在のところ「ゲゲゲの鬼太郎」を模したバスは運行されていません。
境港駅から水木しげる記念館までの約800メートルは「水木しげるロード」と呼ばれ、139体の妖怪ブロンズ像が立ち、妖怪神社まであります。水木しげる記念館では「ゲゲゲの鬼太郎」の作者である水木しげる氏が世界中から集めた妖怪のコレクションなどを展示しています。
昼食は境港の名物である海鮮丼がおすすめ。水木しげる記念館から徒歩2分の場所にある「だんだん屋」では、新鮮な魚介類をのせた1800円の海鮮丼が人気のメニューとなっています。