九州、沖縄で各種高速、夜行バス、路線バスが撮影可能な場所
福岡県
日本一のバス王国と言っても、決して過言ではない福岡県。しかし、JR福岡駅前にある福岡駅交通センター、西鉄福岡駅に隣接する西鉄天神バスセンターともに、ビルの中にあるため、写真撮影に適したバスターミナルは残念ながらありません。また、北九州市で最も長距離バスが集まる小倉駅前も、道路上のバス停留所形式となっているため、写真撮影には不向き。さらに2階部分は広場となる人工地盤に加えて、モノレール下という条件も重なっており、撮影条件はまったく整っていません。
佐賀県
佐賀駅横にある佐賀駅バスセンターは、切符売り場や待合室がJRの高架下にあります。そして、その両側がバスターミナルとなっているので、バスの写真撮影は可能。唐津では、長距離バスは駅前ではなく徒歩5分ほどのところにあるバスセンターを発着していますが、ビルの下にあり、非常に狭いため、撮影には向いていません。ローカルな路線バスは、佐賀市バスは佐賀、昭和自動車は唐津、祐徳自動車は鹿島がそれぞれ路線の中心となっていますが、祐徳自動車のバスは佐賀市まで乗り入れています。
長崎県
長崎駅前にはバス専用となるのロータリーはなく、市内路線バスは道路上のバス停留所に、長距離を運行している高速バスや夜行バス、空港バスなどは、ビルの中にある県交通の長崎駅一興父通会館を発着しています。そのため、駅前で無難にバスの写真が撮れるのは、駅の横に発着する定期観光バスだけとなります。一方、長崎自動車の長距離路線は新地ターミナル発着ですが、こちらもビルの中なので撮影には向いていません。佐世保駅前でも、市内路線バスを撮影することはできますが、長距離バスや空港バスが発着するターミナルには屋根があるので、あまり撮影に向いていません。
熊本県
熊本市はJRの駅が中心地からはずれているため、JR駅前には高速バスや夜行バスはもちろん、ほとんどバスがやって来ません。九州産交のバスターミナルはありますが、非常に狭いため、バスの写真撮影にも向いていません。熊本発着空高速・長距離バス、空港バス、そして市内路線バスも集中するのが、熊本交通センターで、一部はビルの下になっていますが、さまざまなバスをウォッチすることが可能。短時間でも数が稼げるバスターミナルと言えるので、時間があまりない方にもおすすめです。
大分県
JR大分駅前のロータリーにあるバス乗り場を使用するのは、路線バス、空港バス、定期観光、中津行き
のバスです。高速バスや夜行バスの多くは、駅前の大通り上のバス停留所を発着しています。また、大分バスについては、駅近くの金池バスターミナルを発着。ここは屋外となっているため、写真撮影にも適していて、車庫も隣接しています。ただし撮影の対象は大分バスのみ。別府の駅前で撮れるのは、亀の井バスの路線バス。高速バス、夜行バスは、駅から5分ほど歩いた国道沿い、コスモピア前の停留所を発着します。ここにはバスターミナルもあり、屋外なので撮影はできますが、ここを起終点にする便以外は、ターミナルの中に入ってきません。この他、佐伯は駅前の道路沿いがバス停留所となっています。
宮崎県
JR宮崎駅前から高速バスや夜行バスが発着し、写真撮影もOK。また、駅から大通りを渡ったところに、宮崎交通の車庫兼、バスターミナルがあります。ここでは、路線バスや空港バスが発着していますが、狭いので撮影には向いていません。しかし、宮崎交通の路線が最も集中するのは、JR南宮崎から徒歩5分ほどのところにある、宮交シティです。一部はビルの中になっていますが、撮影撮影は十分に可能。延岡はJRの駅前にバスターミナルがあり、戸外で撮影可能。隣接して車庫もあります。
鹿児島県
JRの西鹿児島駅前にバスは発着します。駅前にあるロータリーに入ってくるのは、市内路線バス、定期
観光バス。また、駅の向かい側には南国交通のバスターミナルがあり、南国交通の路線バス、空港バス、高速バス、夜行バス、さらに他社のバスでも福岡行きの『桜島』が発着しています。その他の路線は、駅前通り沿いのバス停留所を発着しています。
沖縄県
路線の中心は那覇市にある那覇バスターミナルです。この那覇バスターミナルは、個々のバス会社のターミナルではないので、沖縄県にある4つのバス会社すべての便が発着しています。また、高速バスはすべて那覇空港が起点になっているので、空港で撮影するというのもおすすめです。なお、定期観光バスは各社の本社前の停留所が起点になっているため、バスターミナルには発着しません。